子ども食堂という名前は聞いたことがあっても、実際にどんな場なのか、誰が行けるのかが分かりにくくて、調べかけたまま止まってしまうことはないでしょうか。
地域情報メディア『エビナレッジ』のエリア担当ライター、ヨースケです。海老名市に住んで長いですが、子ども食堂を食事の場としてだけ見ていた時期があって、居場所としての面を知ったのは少し後のことでした。
この記事では、海老名市で実際に活動している子ども食堂を3つ紹介しながら、調べるときに見ておきたい点を順番に整理します。参加前の不安、地域活動としての関わり方、情報の探し方まで確認できます。
子ども食堂が地域で担っている役割
子ども食堂はもともと、食事が十分にとれない子どもを支えるために広まった取り組みです。ただ今は、その役割が広がっています。
食事を一緒にとる場であることは変わりませんが、地域の大人や子どもが顔を合わせる居場所としての側面も大きい。特定の困りごとがある人だけが行く場ではなく、「来てよかった」と思える場所として運営されているところが海老名市内にも複数あります。
海老名市内の子ども食堂を3つ紹介します
海老名市内で活動している子ども食堂のなかから、それぞれ運営のかたちが異なる3つを紹介します。開催日や参加方法は変わることがあるので、行く前に各団体の最新案内を確認してください。
- Matacurry 子ども食堂(上郷)
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海老名市上郷1丁目23-51。月1回・完全予約制。大人300円・子ども100円(未来チケット利用で子ども3人分まで無料)。X(旧Twitter)で開催案内を発信中。
- SOMPOケア ラヴィーレ海老名(杉久保南)
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海老名市杉久保南1-3-3。毎月第4土曜日11:30〜。未就学児・子ども(18歳未満)無料・大人300円。TEL:046-239-1165。
- ゆいま〜る食堂(東柏ケ谷)
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東柏ケ谷5丁目自治会館。毎月第3土曜日開催。子ども・保護者・独居高齢者が対象。学習支援も実施。ボランティアスタッフ募集中。
3つとも、運営する人・場所・開催頻度がそれぞれ違います。どこが自分の生活圏から動きやすいかを先に見ておくと、当日に焦らなくて済みます。
開催場所ごとに違いやすいことの見方
同じ「子ども食堂」という名前でも、開催頻度や会場の雰囲気はかなり違います。月1回のところもあれば、定期的に複数回開いているところもあります。
先に確認しておきたいのは、会場が自分の生活圏から動きやすい場所かどうかです。わたしは駅からの距離や駐車場があるかどうかを先に見るようにしています。Matacurryは4台分の駐車場があると案内されているので、車で行く場合は動きやすいです。
参加方法で事前に見ておきたいこと
参加するときに迷いやすいのが、予約が必要かどうかと当日の流れです。Matacurryは完全予約制で、予約なしでは入れません。SOMPOケア ラヴィーレ海老名やゆいま〜る食堂の予約要否は、各団体に直接確認するのが確実です。
- 予約の要否(完全予約制の場合は早めに確認)
- 対象の範囲(子どものみか保護者同伴か)
- 開催日と会場(休止・変更が出ることもある)
- 参加費の有無と金額
ウェブサイトの情報が古いこともあるので、気になった場所は直接連絡するほうが確実です。
料金や寄付についての考え方
料金の設定は団体ごとに違います。SOMPOケアの食堂は子どもが無料で大人が300円、Matacurryも同様の設定ですが、「未来チケット」という仕組みがあります。
このチケットは、普段カレー店として利用したお客さんが500円で買って店内のボードに貼っておくもので、子ども食堂の日に予約した家族が使えます。子ども3人分まで食事代が無料になる仕組みです。顔も知らない誰かの善意が食卓をつないでいる、なんですよね。
食事以外にどんな過ごし方があるか
ゆいま〜る食堂では、食事と合わせて学習支援も行っています。食べるだけでなく、宿題や勉強をみてもらえる時間が設けられているのが特徴です。
Matacurryの子ども食堂では、タコスやタコライスなど自分で盛り付けられるメニューを選んでいます。完成された一皿を受け取るのではなく、子どもが自分の手で仕上げる工程を大切にしている。食べる場というより、小さな体験の場として運営されているのが伝わります。
地域活動として関わる場合の見方
ゆいま〜る食堂はボランティアスタッフを募集しています。調理補助や会場の準備など、できることから関わりやすい形になっています。
Matacurryでも、将来子ども食堂を開きたいという人や学生がお手伝いとして参加しているケースがあります。海老名市社会福祉協議会のボランティアセンターも相談窓口として機能していて、どこから関わればいいか迷った場合の入り口になります。

まず問い合わせだけしてみるのも、立派な一歩です
海老名市で案内を探すときの注意点
インターネットで検索すると、更新が止まっているページが上位に出てくることがあります。開催日や料金が変わっていても、古い情報のまま掲載されているケースは少なくありません。
わたしはまず各団体の公式SNSを確認するようにしています。MatacurryはX(旧Twitter)で開催案内を発信しているので、直近の情報はそちらが確実です。ゆいま〜る食堂は社会福祉協議会のSNSや広報誌でも案内が出ます。
子ども食堂についてのよくある誤解
「困っている家庭だけが行く場所」というイメージを持っている方が多いのですが、実際は対象を広く設定している場所がほとんどです。
地域の交流の場として開いている食堂は、特別な事情がなくても参加できます。SOMPOケアの食堂は独居高齢者を含む地域の方が幅広く集まれる場として開いています。「子ども食堂=支援施設」とだけ捉えると、関わり方の選択肢が狭くなりますよね。
参加前に迷いやすい場面と対処の仕方
「子どもだけで行かせていいのか」「親も一緒でないといけないのか」という迷いはよく聞きます。対象年齢や保護者の同伴有無は場所ごとに違うので、この点は事前に確認しておくと当日焦らなくて済みます。
この記事の3つか、社協ページで海老名市内の食堂をひとつ見つける
公式SNSや問い合わせ先で最新の開催情報を確認する
直接連絡して雰囲気を聞くのが、いちばん確実な確認方法
公式情報の確認先と問い合わせ方
海老名市内の子ども食堂について相談できる窓口として、海老名市社会福祉協議会のボランティアセンター(TEL:046-232-1600)があります。平日8時30分~17時15分で対応しています。
個別の食堂については、各団体の公式SNSや問い合わせ先に直接当たるほうが確実です。開催日の変更や休止も出ることがあるので、行く前にもう一度最新情報を確かめておくと安心です。
今日の一歩を決めるための最後のひとこと
まずは、気になった食堂の名前をメモするだけでいいと思っています。MatacurryならXで、SOMPOケアなら電話で、ゆいま〜るなら社協ページで、それぞれ次の開催日が確認できます。今日それだけやっておくと、次に動きやすくなる気がしています。
子どもと一緒に行ける場所なのか、大人だけでも関われる場所なのか、そのあたりが少しでも分かると、気持ちが楽になります。わたしも最初は「うちが行っていい場所なのか」と迷いましたが、問い合わせてみたら思っていたより気軽に教えてもらえました。
一つだけ名前を控えておくところから始めてみてくださいね。それが今日の一歩で十分だと思っています。













